アーカイヴVol.020/鹿児島出身の音楽家 / プロデューサー、坂口修一郎さんが登場!

このコーナーでは、エフエム鹿児島にて毎週土曜日18時から本放送、翌日曜日21時から再放送として放送されているRADIO番組、SOIL&"PIMP"SESSIONSタブゾンビと浜崎美保の「SEA SIDE ZOMBIE」の放送を音声ファイルとテキストで全国のみなさまにお届けします。
第20回目のゲストは鹿児島出身の音楽家 / プロデューサー、坂口修一郎さんです。テキストはゲストコーナーのみ、音声ファイルは全編アップです。お楽しみください!

2016年8月13日(土)放送その1

2016年8月13日(土)放送その2

2016年8月13日(土)放送その3

2016年8月13日(土)放送その4

2016年8月13日(土)放送その5

本日のPLAY LIST♪
001♪♪Maiysha (Feat.Erykah Badu)/Robert Glasper
002♪AUWA/UA
003♪orabu DADA/otto & orabuのアルバム「encounter」より
004♪Kerouac's Swing/F.I.B Journal

浜崎:早速ですが、坂口さんの紹介をさせていただきます。1971年鹿児島生まれ。
1993年無国籍楽団ダブルフェイマスを結成。音楽活動の一方2004年代官山UNITの設立に参加。2010年より故郷鹿児島でクロスカルチャーな野外 フェスティバル”GOOD NEIGHBORS JAMBOREE”を主宰しております。東日本大震災後には緊急支援で来日したジェーン・バーキンのサポートバンドをオーガナイズしワールドツアーに同行しされました。現在では ランドスケーププロダクツ内にディレクションカンパニーBAGN Inc.を共同設立。ジャンルを越境したイベントのプロデュースを多数手がけております。

タブゾンビ:今年4月くらいに慈眼寺公園近くのイタリアンレストランに食べに行ったら後ろの席に坂口先輩がいたの。すごくない?

浜崎:どっちが先に気付かれたんですか?

坂口:どっちだったかな、僕もご飯食べてて、さて帰ろうとした時にお互い「おっ?あれ?」ってなったんだよね。偶然。

浜崎:それまでは間が空いているんですか?お二人は。

タブゾンビ:ちょくちょく、どこかでは会ってはいるんです。そもそも遡るとソイルがデビューの時くらいからで、坂口さんがUNITにいた時ぐらいからお世話になっているんです。トランペッターで鹿児島出身じゃないですか、UNITでオーガナイザーとかやっているじゃないですか、おしゃれですし。すっごい憧れてる。俺もあんな感じになりたいなぁとかよく言ってた。笑 今回はこうやってご出演いただいて、どうやったらそんな風になったんだろうってのを掘り下げたいんですよ。

浜崎:気になることがありすぎて。

タブゾンビ:そもそもトランペットを始めるきっかけは何だったんですか?

坂口:トランペットを始めるきっかけは同じだったと思うよ。小学校の時で、俺は明和小だったから。

タブゾンビ:明和小というと金管バンドですか?

坂口:そうそう。

タブゾンビ:強かったんですか?

坂口:そうだね、わりとね。

タブゾンビ:そうですよね、明和小は強いとこですもんね。

坂口:そうだね、それで始めたのがきっかけなんだけれども、中学、高校の時はいろいろと多感な頃なので、金管バンドというものに、ドロップアウトして、反抗期で反発して一番縁遠いとこに行ってやれということになってラグビー始めたんだよね。笑、ラグビー部に入ればもう金管バンドに誘われないだろうと。笑 

タブゾンビ:発想がすごいですね。花園を目指していたんですか?

坂口:そうだね。玉龍だしね。音楽は文化祭の時だけあばれるようなバンドをやってましたね。クラッシュのコピーとかね。

タブゾンビ:東京に上京するきっかけは何だったんですか?

坂口:大学進学の時にとにかく東京に行こうと思って、音楽とか映画とか好きだったんですが、当時はインターネッットという言葉すらなかった時だったんで、音楽聞きたかったら東京行こうと思って東京に出てきたの。

タブゾンビ:東京に出てきてすぐバンドやったたんですか?

坂口:最初はそうでもなく、当時いかすバンド天国というテレビ番組があって、大学の同級生にグランドイカ天キングになった奴がいて、リトルクリチャーズというバンドで、先輩にはオリジナルラブの田島貴男さんがいて、フリッパーズギターとかドライ&ヘビーとにかくそういう人がたくさんいる大学に、何の因果か間違えて入ってしまって、それでダブルフェイマスを結成しました。

タブゾンビ:それはもうダブルで有名な方ばかりじゃないですか。

坂口:サブカルチャーみたいな人がうようよいる学校に入ってしまった。その大学は町田市という東京でもすごい外れにあったたので、まわり田んぼだらけで鹿児島より田舎じゃんここと思って、最初半年くらい辞めようか悩んでた時期もあった。

タブゾンビ:町田はいまでこそ栄えてますけどね。そこで音楽漬けだったんですか?

坂口:90年代初頭で、クラブカルチャーが爆発的に盛り上がる時期で、楽しかったね。僕ら下北沢のZOOってクラブがあって、そこに滝見さんとかスチャダラとかソウルセットとかブレイクする前から出入りしてて、僕らも月1でイベントやることになってみんなで持ち寄ってDJとかやってて、バンドでもやろうということになって、それが23年続いているタブルフェイマスになったんです。

タブゾンビ:ダブルフェイマスの音楽のありかたってすごい憧れて、メンバーみんないろんなところに住んでいながら音楽を発信進しているし、坂口さんの生活、鹿児島行ったり東京行ったり、日本全国飛び回っているし、ジェーン・バーキンのツアーでは、世界ツアーをやったり、でも鹿児島、東京行ったり来たり、めちゃくちゃ憧れるんですよね。

坂口:できるよ。タブ君の方が今すぐできるよ。笑

タブゾンビ:いやいやいや。だって坂口さんUNITでプロデューサーとかやって、そういうのがカッコイイなぁって思って、バランス。

坂口:いやいや、隣の芝は青く見えるからそうなんだけど、俺からしたらタブ君の方がトランペッターとしてちゃんと立っているじゃない。だけど、僕は、トランペッターとしてよりも、途中から場作りの方が向いてるなって思ったんだよね。

タブゾンビ:僕らもフェスをやりたいと考えているんですが、坂口さんは、鹿児島でグッドネイバーズジャンボリーという素晴らしいフェスをやっているんです。これは、EGO-WRAPPINのよっちゃんだったり、いろんな人達から話を聞くんです。そのノウハウというか経験を聞きたいんです。

浜崎:グッドネイバーズジャンボリーは、今年で7回目になるんですよね。

坂口:気がつけばあっという間だね。

タブゾンビ:後半のグッドネイバーズジャンボリーのお話に行く前に、ここでお土産があります。西原商会さんから薩摩家のさつま揚げと夢の一撃という焼酎をご用意しております。あと、下堂園さんから千両と、セイカ食品さんから薩摩六菓撰もございます。

坂口:ありがとうございます。

タブゾンビ:それでは、グッドネイバーズジャンボリーというフェスティバルのことを坂口さんからご説明いただけますか。

坂口:毎年1回かわなべの森の学校という廃校になった小学校でやっているんですけど、一言で言うと夏の文化祭です。音楽があり、クラフトのものづくりがあり、デザインとかアートとか映画の上映もあるし、それらのレクチャーもあるし、そういうことを一日中やっています。音楽のワークショップもあるし、音楽を聴くだけでなく参加もできるので参加型のフェスティバルと僕らは言っています。

タブゾンビ:これがね、評判良いんですよ。県外からたくさんの人が来るんですよ、ボランティアのスタッフの方までも。それがすごいなと思って、あと鹿児島で7年も続いているとことか、あと、熊本で震災があった時に坂口さんは、めちゃくちゃ早く動いていましたよね。

坂口:本震のその日だったね。

タブゾンビ:その行動力の素晴らしさとかが県外とかからも人を惹きつける魅力なのかなと。見習いたいです。

浜崎:まず、初回2010年にグッドネイバーズジャンボリーを立ち上げた時はどのような思いだったんですか。

坂口:当時、上京して20年くらいで何年たっても東京って自分の街じゃないという思いがあって、鹿児島で何かできないかなとずっと思っていて、何かできないかなと思う前に自分でできることで何か用事を作ろうと思ったわけ。何もしなかったら、演奏で呼んでもらったり、あとは盆暮れ正月みたいになるから、そうじゃなくて、行かざる得ない用事を作ろうと思って、そこからかな。それがあると人にお願いをしないといけないし、いろんな仕事が付随してできてきて、そこから何かこうできないかなと思って、まず1回目をやってみました。

タブゾンビ:発足当初と今は何か変わりましたか。

坂口:コンセプトは変わっていない。とにかく用事を作ろうというのは僕は音楽畑から始まっているけど、鹿児島で何かやろうとしている人たちは全員集まって欲しいと思ったから、クラフトでものづくりしている人とかいろんな活動をしている人がいてそういった人には全員集まってもらえる内容にしようと、何かしらみんな得意技があるから、そこを持ちよろうと。祭りってそんなものだよなというとこから始まっていて、そこは変わっていないですね。

タブゾンビ:1回目からコラボしている、しょうぶ学園との出会いは?

坂口:2009年に帰りだした頃に、いろんな人に何か一緒にできませんかと相談していたら、鹿児島の人たちは人が良いから、こんな人もいますよと、芋づる式に紹介してもらって、その時に行ったのが初めてで、行ったら園長が高校の先輩だったことがあとから分かったり、ラグビー部の一回り上の先輩でした。それで意気投合したところからかな。

タブゾンビ:すごいなぁ。やっぱり行動力ですよね。

浜崎:口実を作って鹿児島に足を運んで現地の声を聞いて協力する人がどんどん集まって。シーサイドゾンビという我々もいつか鹿児島でフェスをやろうといろんなゲストの方をお呼びして番組をやっているんですけれど、これまでグッドネイバーズジャンボリーをやってきて、大変なことってありました?

坂口:一番すごかったのは、しょうぶ学園の演奏をみんなが初めてみた時、来ていた人たちがあまりの演奏の凄さに、みんな泣き出して最後にはスタンディングオベーションになった時かな。1回目の時はいろいろな先輩たちに絶対失敗するからやめろと言われたけど、赤字になったら自分でなんとかしようと思って、始めたことだから、それで、その演奏だったから衝撃でした。

タブゾンビ:これは、僕も出してください。笑

坂口:逆オファーは歓迎です。笑 トランペット吹けない小学生も参加できたりするパレードもあるから。プロもアマチュアも昨日始めた人も一緒にできる。

浜崎:ステージ全て野外ですか?

坂口:講堂もあるし、校舎も残っているんで中でもやっています。

浜崎:親子で出かける人も多いでしょうし

坂口:そう、子供はすごく多いです。

タブゾンビ:僕は、全国だったり、世界中でもフェスにいろいろ出ていますが、このコンセプトのフェスは聞いたことがないんですよ。

坂口:そうかもしれないね。素人でも参加できちゃうからね。

浜崎:いやぁ喜びがありますよね、ただ見にいくだけでなくて自分でも参加できるし。

タブゾンビ:8月20日、俺は何やってるかな?誰でも参加できるならば自分も参加できるはずだ。笑 1回さぁ鹿児島で収録とか出来ないのかな?いつかやりたいね。俺としてはフェスをやるにあたって坂口さんにアドバイザーとしてきてもらいたいです。

坂口:ぜひ、笑

タブゾンビ:8月20日のグッドネイバーズジャンボリーみなさんチェックしてください!このグッドネイバースジャンボリーという素晴らしいフェスをやりながら、僕らのフェスも手伝ってください。笑

坂口:僕はね、やり始めた理由とやり続けている理由は、自分の地元、街を盛り上げたいという思いじゃなくて、自分が盛り上がりたいんですよ。自分が盛り上がるには友達にも盛り上がってもらわないと困るじゃない。友達の友達も盛り上がると最終的に街が盛り上がっていることになるし。だから自分たちのフェスだけで独り占めしても仕方ないので、春でも、秋でもあちこちにフェスが立ち上がったら僕らも楽しいしね。

タブゾンビ:ちょうど、先週くらいに南日本新聞社さんからインタビュー受けていて言葉が見つからなかったんです。鹿児島を盛り上げたいということは、おこがましくて大それたことになっちゃうじゃないですか。俺が言うと、笑 せも、坂口さんが言ってた「俺が盛り上がりたいんだ結果的に友達が盛り上がり街が盛り上がるんだ」を使わせてください!笑

浜崎:番組のキャッチコピーに使わせてください!笑

タブゾンビ:最後に鹿児島のリスナーにメッセージをいただいてよろしいでしょうか。

坂口:今年はオフィシャルTシャツに「GATHERING FOR THE NEIGHBORS KUMAMOTO & OITA」と書いているんですけど、震災があって大変な思いをしている人がたくさんいるんだけど、その他のいろんなニュースで震災のことはどんどん報道されなくなってきている状況で、チャリティではないんですけど、すぐ隣県の熊本と大分のことを忘れないでいて欲しいと思っていてそういうメッセージが入っています。でも楽しくやることが最終的に苦しんでいる人たちも一緒にハッピーになればいいなと思ってやっているんで、そういったことをちょこっと頭の片隅に置いて集まっていただけたらなと思いっています。

浜崎:いよいよ開催は8月20日の土曜になります。詳しいことはグツドネイバーズジャンボリーのホームページでも御所買いしておりますので、そちらをチャックしてみてください。本日のゲストゾンビは鹿児島出身のミュージシャンでプロデューサーの坂口修一郎さんでした。

タブゾンビ:ありがとうございました!

坂口:ありがとうございました。

IMG_8763

関連記事

  1. アーカイヴ/サンボマスターから山口隆さん(唄とギター)、近藤洋一…
  2. 『さつま黒潮きばらん海 枕崎港まつり』公開収録の模様をお届けしま…
  3. アーカイヴVol.063/シンガーHanah Springさん、…
  4. アーカイヴVol.062/村山☆潤さん(鹿児島出身/キーボーディ…
  5. アーカイヴVol.061/丈青さん(SOIL&”PIM…
  6. アーカイヴVol.064/テスラは泣かない。Vo.村上 学さんB…
  7. アーカイヴVol.060/Charisma.com(カリスマドッ…
  8. アーカイヴ/シンガーソングライター、なみだ藍さん(鹿児島出身)の…

アーカイブ

2019年12月
« 11月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  
PAGE TOP